前立腺がんの基礎知識

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前立腺がんの基礎知識

前立腺について

前立腺は男性のみにある生殖器の一つです。膀胱の下に位置し、尿道のまわりを取り囲むように存在します。栗の実やクルミ程度の大きさで形をしています。

重さも20グラム程度と非常に小さな器官です。前立腺は精液の一部となる前立腺液をつくっています。前立腺液には、PSAというタンパク質が含まれており

精液の約30%を占めており精子は前立腺液や精嚢液と一緒になることで活動を行います。前立腺が排尿と生殖に密接な関係があることがわかります。

図1 前立腺の位置と構造

排尿や射精をコントロールする

前立腺には「平滑筋」という筋肉があります。この筋肉は、収縮したり、弛緩したりすることで、排尿や射精に関わっています。

図2 排尿の仕組み

図3 射精の仕組み

前立腺がんは、高齢男性に多くみられます。ゆっくり進行し、症状が現れにくいがんですが早期に発見できれば、

ほかのがんに比べて治りやすいがんであるといえます。しかし、初期には自覚症状がほとんどないため、発見が遅れることがあります。

進行すると最終的には骨やほかの臓器にまで転移することがあるため、早期に発見し、適切な治療を行うことが大切になります。

中高年に増えているのも特徴で80歳以上では半数以上ともいわれている団塊の世代が高齢者となる2025年には患者数は12万人ともいわれています。

アメリカにおいては男性のがんの中で罹患数は1位、死亡数は2位ともっとも多いがんのひとつとなっています。

急増している背景3つ

食生活の欧米化

高齢化社会

PSA検査の普及(腫瘍マーカー)

前立腺がんにとりくむために、前立腺がんは生殖器に関わる病気のため、精神的苦痛や治療後の不安を覚える人もいます。

正しい理解と家族の協力が不可欠です。

がんと診断されただけでも命に係わる病気でありショックも大きい。また勃起、射精などの機能がうしなわれることもあり心に大きなダメージを受けられる方も多くいらっしゃいます。

間違った情報に振り回されて恐怖心や不安を抱く方も多く正しい情報を得ることが大切であり、早期発見することが重要でありまずPSA検査を受けることです。

早期発見すれば根治できる可能性が高く、これから先の将来や自分の希望、そして家族の協力と理解、そして主治医とよく話し合い一緒に考えていくこと事が大切です。

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